互いに認め合い,確かな学力を身に付ける生徒の育成

〜学び合いと学習習慣の確立への指導の工夫を通して〜



2 研究目標

   生徒同士の「学び合い」を通して進んで課題解決に取り組む姿勢を育てるとともに,家庭学習への取組の改善から学習習慣の確立を図り,確かな学力を身に付けた生徒を育成する。

 

3 研究の内容

 (1)生徒の効果的な学び方の支援

    効果的な学びの前提として学習規律の徹底を第一とし,「授業の約束7ヶ条」を徹底する。また生徒の「学び合い」を支援していくよう,学習形態や指導過程を工夫しながら,協働的な学習が行われるよう支援していく。

 (2)教員の指導力の向上

    授業研究を行い,事前・事後検討会を通じて指導力の向上を図る。また,対外的な研修会への積極的な参加を促すとともに,研修会で得た知識を校内で伝講する場を設ける。

 (3)家庭学習・週末課題を通しての学習習慣の確立

    学校の授業で学んだことを定着させるものとしての「家庭学習」「週末課題」の位置づけを重視し,継続して取り組ませるよう教科・学級の連携を図る。

 (4)ICT機器の活用

    校内に整備されたICT機器を活用し,効果的な指導が行われるよう授業実践・教材研究を積み重ねる。また,授業以外でもポートフォリオや成績処理など,多方面に渡って活用できるようにする。

 (5)p4cについての研修

    効果的な「学び合い」を実践していく一助とするために,p4cについて職員で研修を行う。

   (※p4cとは「philosophy for children」〔子どものための哲学〕の略であり,答えが1つに決まらない問題について,みんなで意見を出し合いながら探求することである。学級内の人間関係作りや,道徳や各教科の学習において思考力を深める手法として期待されているものである。)

 

4 研究の方法

 (1)各部会でテーマを設定し研究を進める。

   @「学び合い」を支援する手立てを明確にし,指導の方法を工夫して行う。

   A教科の特性を生かした授業と家庭学習との連動を図る。家庭学習に繋がる課題の提示(週末課題,活用問題等)を行い,継続的な学習を促す。

   B県教育委員会からの『学力向上に向けた5つの提言』の実践化に努め,生徒の学習意欲を高めていくよう支援する。

   C整備されたICT機器の特性を生かし,生徒の興味・関心が高まる実践を工夫して行う。

    職員研修会等で機器の使い方について習得する。

 (2)生徒の学習に対する意識調査(実態調査)を定期的に実施し,生徒の変容を把握するとともに教師・保護者に対する調査とも照らし合わせ,成果や課題を浮き彫りにする。

 (3)全国学力・学習状況調査(3年)や県学力・学習状況調査(2年),CRTテスト(全学年)等の結果を分析し,本校生徒の学びの実態を把握する。それに応じて,教科指導や家庭学習への取組の改善に繋げていく。

 (4)文献研究や講師招聘,先進校の視察・伝講等で,先行事例の研修を行う。